日本キャンプ協会

【キャンプの履歴書】よっぴー(原 祥江) さん

 

よっぴー(原 祥江) さん(キャンプディレクター1級/キャンプ歴 キャンプ主催者として11年)

 

親子キャンプを始めた頃(11年前)

キャンプディレクターの資格を取得した理由は?

11年前に、子育て中のママ友と2人で親子キャンプの主催を始めました。
はじめのうちは、小規模で顔見知りのファミリーだけの参加でしたが、徐々に多くのファミリーにご参加いただくようになり、規模も大きくなってきたので、自分自身のキャンプの知識を深めたり、経験値をもっと高めたいと思い、キャンプディレクターの資格を取りました。

 

資格はどんな場面で役立っている?

キャンプディレクターの講習で学んだことは、すべて今の活動に活きています!
その中でも一番は、キャンプディレクター2級の講習でご一緒した方々との「つながり」です。
講習で出逢った方々とのつながりのおかげで、日帰りの自然体験活動を新たに始めることができたり、活動できるフィールドが増えたり、スタッフとして一緒に活動していただいたり、新たなキャンプ経験の機会をいただいたりと、キャンプ活動や経験の幅が大きく広がりました。

 

新たに始めたキャンプは?

沖縄で活動している友人が主催する「100kmチャレンジキャンプ」にインスピレーションを受けて、昨年から、子どもたちと一緒に長い距離を歩いてキャンプ地を目指したり、登山にチャレンジするキャンプを始めました。1人じゃ難しいな……と思うことも、仲間と一緒にチャレンジすることで、助け合い、励まし合いながら全員でゴールすることができて。子どもたちの成長や、チャレンジをやり切った自信に満ちた姿を見て、とっても感動しました。                                                        

 

今年の親子キャンプ

キャンプやキャンプ指導で大事にしていることは?

私自身も4人の子どもを育てる親として、「親として子どもにしてあげられることって何だろうか?」と日々いろいろと考えた中で、辿り着いた1つの答えが「子どもに経験の機会を与えること」でした。
自分自身を振り返ってみても、子どもの頃に経験したことや親が経験させてくれたことは、今の人生のベースになっていると感じますし、子どもの頃に好きだったことや楽しかったことは、大人になった今もやっぱり変わらず好きだったり。
だからこそ、私は「子ども時代の経験は“一生モノ”」という価値観を大切にしてキャンプをしています。
そして、親子参加でのキャンプをメインにしているのは、「子どもとの経験は、親にとっても一生モノ」だと思うからです(子どもと一緒に過ごせる時間は思っている以上に短い!!)。
キャンプという活動を通して、子どもたちにとっても、親にとっても、“一生モノ”となる経験の場をこれからも大切に、つくり続けていきたいと思います。

 

どんなキャンプをつくっていきたい?

子どもの成長は、点ではなく「線」だと思っています。
だからこそ、継続して子どもたちが参加できる場をこれからもつくり続けていきたいと思いますし、子どもたちにとって1つの居場所となるような安心安全な場を提供したいし、参加している子どもたちが高校生や大学生になって、サポーターやスタッフとして関わりたい!と思ってもらえるようなキャンプをこれからもつくっていきたいです。また、一緒に参加してくれているパパママたちにとって、子どもたちが楽しめるのはもちろん、大人も全力で楽しめるキャンプをつくっていきたいです。

 

支えてくれるスタッフのみんな

キャンプや指導者資格に興味のある方にメッセージを聞かせて

一言で「キャンプ」と言っても、本当にたくさんの種類のキャンプがあって、フィールドも内容も対象もさまざま!
キャンプは素人だし、自信がないな……と思うのなら、ぜひキャンプインストラクターの講習を受けてみてください。もし、やってみたいな〜と思うキャンプがあるのなら、きっと、実現のため小さな一歩を後押ししてくれると思います!

 

キャンプディレクターの資格取得を迷うキャンプインストラクターの方に向けて、アドバイスを!

もし迷っているのなら、ディレクター資格の取得を心からお勧めします!
ディレクターの講習会に参加すると、キャンプの知識を学べるのはもちろんですが、さまざまな業種やフィールドで活動している方々と出逢うことができます。同じような志を持つ方々との出逢いには大きな価値がありますし、自分自身の活動の幅も大きく広がる機会になると思います!

 

関連リンク

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