【キャンプの履歴書】アロハ(田辺 秀) さん
2025年10月16日(木)キャンプの履歴書
アロハ(田辺 秀) さん(キャンプディレクター1級/キャンプ歴 11年)
雪山でガイド
キャンプディレクターの資格を取得した理由は?
キャンプの大先輩に、「自然体験活動してるなら、ディレクター取ったら?」と言われたのがきっかけです。
ちょうど、人づくり・指導者育成の必要性を感じていたので、渡りに船とばかりに、受講しました。
資格をどう活用している?
高知県キャンプ協会の事務局をしているので、一番はキャンプインストラクター養成講習会の企画・運営の為に、必要としています。
いろいろなバックボーンをもった会員さんたちと、どんな講習会にしようか? この科目は、誰にやってもらうと楽しそうか? など、考えながら講座を組み上げていくのは、とても楽しいです。
毎年、キャンプインストラクター養成講習会を開催しているので、ぜひ高知県で受講してください(笑)。
高知県キャンプ協会イベントにて
(ダンボールオーブンでピザ焼き)
思い出に残るキャンプは?
大学生の時に、広島でキャンプカウンセラーとして参加した13泊14日のキャンプが、印象深いです。
長期のキャンプだからこそ、生活の場をキャンプに移すことの大変さや、我慢しきれない部分の折り合いなど、人間力が試されるキャンプだと感じました。その分、はじめて会った時からの子どもたちの変化も大きく、帰るころには自信が満ち溢れた顔になっていたのが印象的でした。
あの当時の「うまくいかない」と悩んでいた自分に、私って実はこんな人間力があったんだよ! と見つけるために、キャンプ指導者を続けているのかもしれません。
新たに始めたキャンプは?
中国・四国地方のキャンプ協会の仲間たちと共に、青年部を立ち上げ、イベントを企画しています。
なかなか、近隣県の青年層と一緒に活動する機会がないので、「あーでもない」「こーでもない」と言いながら、企画段階から楽しませてもらっています。
このイベントが1つのきっかけになって、次に繋がったり、全国に広まってくれたりしたら嬉しいです!
キャンプやキャンプ指導で大事にしていることは?
まずは、楽しい時間を過してもらうことを大事にしています。
楽しい記憶の場所や仲間の記憶があれば、将来、そんな価値ある経験をさせてくれたキャンプの場や仲間を大切にしてくれるようになるのではないかと思っています。
小さな種を蒔きながら、よりよい未来に繋がってくれればと思って、キャンプの指導をしています。
ボランティア養成講座
どんなキャンプをつくっていきたい?
参加者の“やりたい!”を実現できるキャンプをつくっていきたいと思います。そのために、私自身も、さまざまな“やりたい!”を実現するための技術を磨き、“やりたい!”の芽を生み出せるような声掛けや“やりたい!”と言ってもいい雰囲気づくりなど、沢山試行錯誤しながら、みんなでキャンプをつくりあげていきたいです!
キャンプや指導者資格に興味のある方にメッセージを聞かせて
一緒に、いっぱいキャンプしましょう! キャンプ協会の仲間は、バックボーンの違う人たちがいっぱいいます。
きっと新たな刺激をいっぱい感じられますし、新しい仲間から得られる刺激は、私たちにとっても、何にも代えがたいものです。ぜひ、キャンプ協会に飛び込んでみてください! どの協会も、新しい仲間を大歓迎してくれるはずです!
キャンプディレクターの資格取得を迷うキャンプインストラクターの方に向けて、アドバイスを!
迷っているなら、ぜひ資格取得をしてください!資格を取得するために勉強したり、講習を受けたりといった一つ一つの経験が、キャンプをより価値あるものにする手助けをしてくれるはずです。
関連リンク
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