日本キャンプ協会

【キャンプの履歴書】岡野 こころ さん

 

岡野 こころ さん(キャンプディレクター1級/キャンプ歴 なんだかんだと30年)

 

私の原点のキャンプ
~親愛なる指導者とともに~
 

キャンプディレクターの資格を取得した理由は?

 学生時代にキャンプインストラクターの資格を取得、社会人になり、学校教育や青少年教育に携わるようになって数年後、さらなるスキルアップを目指してディレクター2級にチャレンジしました。それから月日が流れ、約15年……組織から個人の立場でも仕事をする機会が増え、自分自身の知識や技術の証明のひとつと、スキルアップを目指し、「今でしょ!」のタイミングで、ディレクター1級を取得しました。機が熟したということでしょうか(笑)。

 

思い出に残るキャンプは?

その1~大学1年生の時に受講したキャンプ実習。仲間とテントで過ごした時間や自然の中でおもいっきり遊んだ時間が、とにかく楽しくて、「自然」って気持ちいいーー!! 「キャンプ」っておもしろいーー!! 「人」ってあったかいーー!! と体感。この出会いをきっかけに、自然や人に係わる仕事に就いた今の私があります。                                                         
その2~キャンプディレクター2級の講習会。キャンプに携わるかっこいい大人とやんちゃな仲間たち(当時)と、山の上で語りあい、テントで泊まったこと、夜の山を駆け下り、駆け上ったことなど、刺激的な体験と経験が、今もキャンプをする上での糧になっています。

 

木登り

 

新たに始めたキャンプは?

①神社にある「鎮守の森」を活用して、月1回程度、氏子さんや地域の関係団体の皆さんと身近な自然での遊び場づくりをしています。「鎮守の森楽社」と題し、月ごとに子どもの体験縁日や音楽イベントと組み合わせたり、木登りや季節ならではの活動を取り入れたり、「こんなところでも⁉」楽しめて、「こんなことも⁉」できる、そんな体験(キャンプ)を地域の皆さんとともに楽しんでいます。
②四季を通して三重県の豊かな自然を体験できる「4シーズンcamp」を地元の大学生と企画・運営。海でのカヤック体験や離島での交流体験、伊勢街道を歩くキャンプなど、子どもたちと春・夏・秋・冬の通年プログラムにチャレンジ中です。                                                                                         

 

キャンプやキャンプ指導で大事にしていることは?

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」                                                            
学生時代、恩師から伝えられた言葉を胸に、人と自然の関わり、人と人との関わりを大切に、「ともに」の時間を全力で楽しんでいます。                                                            

 

どんなキャンプをつくっていきたい?

「キャンプ」が特別ではなく、隣にある公園や草っぱら、田んぼや畑など、身近にある自然や身近な場所に、日常とちょっと違うドキドキやわくわくがある、そんな機会や場(キャンプ)をつくっていきたいと思っています。そして、「自然」×「子ども」×「地域」の関わりの中で、地元の大人やおじいちゃん、おばあちゃん、先人の知恵と経験を未来に繋ぎ、紡いでいきたいな~と思っています。                                                                                                              

 

キャンプや指導者資格に興味のある方にメッセージを聞かせて

キャンプの可能性は無限大! まずはやってみよう~! えいえいお~!   
                         
 

4シーズン季節のcamp

鎮守の森の遊び場

鎮守の森の青空教室

 

 
 
 

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