日本キャンプ協会

会報誌『CAMPING』209号を発行しました!

日本キャンプ協会では、会員に向けて会報誌『CAMPING』を4、7、10、1月の年4回発行しています。

 

今年度の『CAMPING』では、子どもに軸を置いて特集を行っています。春号では政府が示す「こどもまんなか社会」に向け、キャンプで果たせる役割は何かを考え、キャンプの現場で子どもを虐待や搾取などから守るための行動などを取り上げました。
そして今回、夏号では子どもが持つ「意見を自由に表す権利」を尊重したキャンプづくりについて特集。キャンプに子どもの意見を反映させるために立ちはだかる困難は何か、ジェンダー平等やハラスメントに対する現場での対応、子どもの意見を取り入れたプログラムの作り方を専門家の皆さまから教えていただきました。
 
「キャンプのスキル」では体験活動施設で過ごす際の安全管理のポイントを、国立青少年教育振興機構で配布するチラシをもとにご紹介。「ビジョン2025 みんなのキャンプの届け方」は都道府県キャンプ協会が2023年度に実施したビジョン推進事業の取り組み状況をデータと共に掲載しています。
「What’s New」では子どもたちの体験における不均衡に焦点を当て、『体験格差』の執筆者でありチャンス・フォ―・チルドレン(CFC)の代表理事・今井悠介さんから、本書のご紹介と会員に向けたメッセージをいただきました。
 
裏表紙は今号からリニューアル! キャンプディレクターの方々にキャンプ指導で大事にしていること、資格をどう活用しているかなど、自身のキャンプ感を語っていただきました。指導者仲間の皆さんがどのような活動をされているか、ぜひご覧ください!

 

今月の表紙/「天空の夏」
絵/村上康成

 

【目次】

特集「子どもの権利を守るキャンプづくり」

・龍谷大学社会学部 准教授 川中 大輔

・特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー 事務次長 福井 邦晃

・公益社団法人ガールスカウト日本連盟 副会長 秋山 和沙

・特定非営利活動法人国際自然大学校 理事 佐藤 繁一

・自然体験村 代表 武宮 敬介

 

キャンプのスキル

安全は楽しい活動の第一歩 ~体験活動施設で楽しく過ごす安全管理のポイント~

独立行政法人 国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センター 阿部 麻由里/青木 康太朗

 

ビジョン2025 みんなのキャンプの届け方

都道府県キャンプ協会の昨年度活動状況を報告
 

What’s New

子どもたちの『体験格差』、現状と解決策を探る一冊

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 代表理事 今井 悠介

 

キャンプの履歴書

・関谷 福蔵 キャンプディレクター1級/キャンプ歴 指導者として12年

・やっさん(安原 政志) キャンプディレクター1級/キャンプ歴 37年

▶「キャンプの履歴書」はWebサイト用の記事がご覧いただけます
 

協会だより

アウトドア活動の“安全”を見直そう! – 7月21日は「キャンプ安全の日」-
2024・2025年度、役員人事のお知らせ
『キャンプ研究』が生まれ変わりました! 研究誌『キャンプの実践と研究』への投稿を募集
オンラインで学びと交流を! 新事業「キャンプカンファレンス」開催!
2025年度「会員証デザインコンテスト」作品募集
自然派アーティスト・村上さんの創作世界を静岡で楽しむ! 村上康成の世界展 うみ・やま・かわに抱かれて – 絵本作家のワイルド・ライフ・アート- etc.

 

公益社団法人日本キャンプ協会の会報誌『CAMPING』は、スポーツ振興くじ助成金を受けて作成しています。

 
 
▶会報誌『CAMPING』一覧