会報誌『CAMPING』208号を発行しました!
日本キャンプ協会では、会員に向けて会報誌『CAMPING』を4、7、10、1月の年4回発行しています。
日本キャンプ協会では2024年度事業計画の基本方針として、「社会の隅々までキャンプを届けよう」のさらなる実現に向け「すべての人々の命と人権を尊重するキャンプ活動を推進する」ことを挙げています。社会的な流れに目を向けると、2023年12月に政府は社会全体で子どもを育てることを目指し、「こども大綱」を閣議決定しました。
こうした状況のなか、今年度の『CAMPING』では子どもに軸を置き、特集を行います。
春号では政府が示す「こどもまんなか社会」に向け、キャンプで果たせる役割は何かを考え、キャンプの現場で子どもを虐待や搾取などから守るための行動などを取り上げました。
また、体験活動の現場ではコロナ禍を経て活動が活発化する一方、子どもだけでなく指導者も経験・体験不足でさまざまなリスクが懸念されています。そこで2024年度の「キャンプのスキル」では、安全やリスクマネジメントの情報を中心にお届けします。今回は国立青少年教育振興機構の「体験活動安全管理研修」についてご紹介しています。
「ビジョン2025 みんなのキャンプの届け方」ではアメリカの体験教育協会であるAEE(Association for Experiential Education)の国際会議の参加体験をレポート。「What’s New」は日本キャンプ協会名誉会長でもある酒井哲雄さんの著書『人を育むCAMP ~自然の中でのかかわりあいから育まれるもの~』のプレゼント企画です。「Essay」では関西テレビでアナウンサーとして活躍し、現在は関西テレビ青少年育成事業団の事務局長を務める石巻 ゆうすけさんにご登場いただきました!
今月の表紙/「ツグミとて、花のなごりと旅立つ日」
絵/村上康成
【目次】
特集「子ども・若者の声に耳を傾ける」
・日本キャンプ協会 会長 平田 裕一
・日本キャンプ協会 専務理事 今井 正裕
・こども家庭審議会 基本政策部会委員 青木 康太朗
・公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 子どものセーフガーディング・スペシャリスト 金谷 直子
キャンプのスキル
安全な活動を提供するための「体験活動安全管理研修」
独立行政法人 国立青少年教育振興機構 福岡 公平
ビジョン2025 みんなのキャンプの届け方
初の海外国際学会 立場の違いから学びを得る
明治大学 准教授 吉松 梓
What’s New
戦前から現代までの組織キャンプを振り返る『人を育むCAMP』発売
Essay
放送局が青少年野外活動?
公益財団法人 関西テレビ青少年育成事業団 事務局長/ 関西テレビ元アナウンサー 石巻 ゆうすけ
協会だより
2024年度事業計画・収支予算が決定
【イベント告知】第28回日本キャンプミーティング、開催日決定‼
会員ページから会報誌の閲覧が可能に! 「日本キャンプ協会」会員限定ページのPW切り替えのご案内
『キャンプ研究』第27巻を発行しました
村上康成の世界展 うみ・やま・かわに抱かれて – 絵本作家のワイルド・ライフ・アート- etc.
公益社団法人日本キャンプ協会の会報誌『CAMPING』は、スポーツ振興くじ助成金を受けて作成しています。