日本キャンプ協会

会報誌『CAMPING』200号を発行しました

日本キャンプ協会では、会員に向けて会報誌『CAMPING』を年4回発行しています。

 

『CAMPING』はこの度、記念すべき200号を迎えることができました。この節目を迎えることができたのも、会員の皆さま、誌面作成にご支援・ご協力くださった皆さま、キャンプ、野外教育活動を応援してくださる皆さまのおかげです。今後もよりよい誌面をお届けできますよう努めてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

今回の特集ではこの200号を記念し、キャンプの未来について各分野の方々に語っていただきました。
題して、「キャンプ未来予想図Ⅱ」。2004年に発行した『CAMPING』100号と同一テーマの第2弾となります。

キャンプは時代とともに変化する社会的課題に応じ、さまざまな役割を果たしてきました。これから先10年、移り変わる社会にキャンプはどう貢献できるでしょうか。2035年頃のキャンプについて、皆さんも一緒に考えてみませんか?

 

このほか、「キャンプのスキル」は移り変わりの早い現代において指導者に必要な知識・スキルは何なのか、正解のない課題に対する解決案「納得解」を提案しています。「キャンプおじゃマップ 」ではコロナ禍におけるエコツーリズムの新しい形として、沖縄でのオンラインインタープリテーションについてご紹介していただきました。

さらに、日本キャンプ協会の相談窓口「キャンプインフォメーションセンター」の近年の動向を紹介した「What’s New」や、子どもたちに刻まれるキャンプ体験への思いを日本キャンプ協会顧問の星野敏男さんに語っていただいた裏表紙「Essay」などを掲載しています。

 

今月の表紙/「アオバト駆ける空」
絵/村上康成

 

【目次】

特集「キャンプ未来予想図Ⅱ」

ごあいさつ 日本キャンプ協会会長 平田裕一

キャンプ×子どもの野外教育 信州大学理事・副学長 平野吉直

キャンプ×スペシャルニーズ 慶應義塾大学教授 野口和行

キャンプ×ICT 関西学院大学教授 甲斐知彦

キャンプ×環境教育 公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)事務局長 加藤超大

キャンプ×防災・安全 日本赤十字北海道看護大学看護薬理学領域教授・災害対策教育センター長 根本昌宏

キャンプ×地域創生 東京農業大学准教授 小川繁幸

キャンプ×観光 流通科学大学人間社会学部観光学科教授 西村典芳

キャンプ×公益青少年教育団体 公益社団法人ガールスカウト日本連盟事務局長 片岡麻里

キャンプ×民間自然体験団体 屋久島アウトドアガイド島結- SHIMAYUI -代表 笹川健一

キャンプ×国立青少年教育施設 独立行政法人国立青少年教育振興機構理事長 古川和

キャンプ×都道府県キャンプ協会 北海道キャンプ協会会長 粥川道子

 

キャンプのスキル

“いま”の“納得解”を模索する

国立諫早青少年自然の家 企画指導専門職付係員 園部 翔

 

キャンプおじゃマップ

コロナ禍、自然体験の機会は減ったのか

ホールアース自然学校沖縄校がじゅまる自然学校 代表 小林政文

 

What’s New

日本キャンプ協会の相談窓口
キャンプインフォメーションセンターから見えるもの

 

Essay

時代の変化と歴史について想うこと

元明治大学教授/(公社)日本キャンプ協会顧問 星野敏男

 

協会だより

日本キャンプ協会の2022年度事業計画・収支予算が決定
2022年度 第1回理事会の開催について
2022年度 定時社員総会の開催について
『日本キャンプ協会』会員限定ページのPWが切り替わります
「キャンプ保険」ご契約金額・保険料改定のご案内
『キャンプ白書2021』を発行しました ほか

 

▶会報誌『CAMPING』一覧