【キャンプの履歴書】かめちゃん さん
かめちゃん さん(キャンプディレクター1級/
キャンプ歴 30年<キャンプは人が集う場所という意味なら、生まれてからずっとキャンプをしています!笑>)
キャンプディレクターの資格を取得した理由は?
新潟県のキャンプを盛り上げていく!という重たい任務を背負ったためです! もともと、キャンプについて学びたい気持ちはあったため、良い機会をいただきました。キャンプ実習の運営や地域でキャンプを実施する際に資格が役立っています。
人生が変わった思い出に残るキャンプは?
学生の時に受講したサイクリング実習が思い出に残っています。大学をスタートし、ゴールまでの経路は班のメンバーと相談して決めます。私の班は、寄り道せずになるべく早くゴールに着いて温泉に入ろう!という班でした。
土砂降りの中のサイクリング。男子学生から遅れをとり、泣きながらこぎ続けた75km(私を心配した友人が、自転車をこぎながら応援ソングを歌ってくれました)。辛かった……、ゴールした時の安堵感と達成感は忘れられません。今となっては、いい思い出です(笑)。
多忙な日常を忘れさせてくれるカヌーでのひと時
新たに始めたキャンプは?
新潟県阿賀町の方と連携して、キャンプを実施しています。カヌーで下から見る景色、トレッキングで山頂から見る景色、同じ場所でも視点が違うだけで全く違う景色が広がる様子を体感してもらっています。
新潟県外出身の方々も多いので、そんな方たちに地元の魅力を伝えつつ、キャンプの面白さも感じてもらえるようなプログラムづくりを目指しています。
キャンプ指導で大切にしていることは?
まずは自分自身が楽しむ(楽しいと思えるキャンプを創る)ことです。野外教育に関わるきっかけとなった恩師から教わりました。
参加者も自分自身も楽しいキャンプを創っていきたいです。そのためには、安全管理、企画力、財務管理、人材育成、リーダーシップなどなど必要なことはたくさんありますが、仲間と相談しながら創り上げていきたいと思います。
トレッキング後の山頂から見る景色
キャンプや指導者資格に興味のある方にメッセージを聞かせて
キャンプに興味はあるけど用具がいろいろ必要だとか、何から始めればよいかわからずハードルが高い、という方がいるかもしれません。講習会では、キャンプにもさまざまな形態があることを学べると思います(私もキャンプの見方が変わりました)。
指導者資格は、自身の知識や技術の習得だけでなく、自分が企画するキャンプに参加する皆さんに安心感を与えてくれるものでもあると思いますので、ぜひ積極的に取っていただけたらなと思います!
キャンプディレクターの資格取得を迷うキャンプインストラクターの方に向けて、アドバイスを!
迷っているならば、取らないと後悔が残りますよ! 私は、講習会のおかげでさまざまな立場や環境でキャンプと関わる方々と出逢い、自分の知らなかった世界を知ることができました。お金に代えがたい価値ある時間になると思います!